FLOW

ご依頼の流れ

01

お問い合わせ

まずはお電話もしくはメールにてお気軽にご連絡ください。
メールでのお問い合わせの場合はお返事までにお時間をいただく場合がございます。
お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください。

Tel.052-783-0661
[営業時間]9:00~18:00
[定休日] 不定休

02

訪問・来店

お問い合わせ後にお客様のもとへお伺いし、打ち合わせを行います。
ご来店いただいての打ち合わせも可能です。

03

相談・打ち合わせ

ご希望の予算や納期、どんなものを制作するのかなどについて打ち合わせを行います。
制作する商品の柄なども具体的に決めていきます。

04

制作

打ち合わせの内容に沿って制作いたします。
お客様にお喜びいただけるよう、一つひとつ丁寧に仕上げます。

05

納品

完成した商品を納品いたします。
ご依頼の内容にもよりますが、簡単なもので早ければ2~3日での納品が可能です。

OPERATION ENGENEERING

作業工程

掛 軸

01

裏打ち・裁断

本紙や裂(きれ)の補強と形成のために、紙質の異なる2種の紙を本紙の裏から貼り付けます。
1回目の裏打ち(肌裏)では薄美濃紙を、2回目の裏打ち(増裏)では三栖紙を使用します。
その後、寸法に合わせて裁断します。
本紙・裂ともに裏打ち作業と裁断作業を行います。

02

切継

本紙と裂を糊で貼りつなぐ工程です。
寸法やバランスを確認しながら、左右から貼り合わせます。

03

整形

幅と丈を整えます。
そのあと耳を折って貼りつけます。

04

八双袋・軸袋付け

八双(掛軸の一番上に付け、吊り下げる役目となる半月状の白木の棒)と軸棒(掛軸の一番下に付け、掛ける時には重しに、巻く時には芯になる白木の棒)を通すための袋になる部分を作ります。

05

裏打ち準備

補強のために耳の裏に薄美濃紙で作った張手を付けます。
その後、総裏の準備として福島絹(掛軸を巻いたときに表面に出る部分で、軸裏の上部の保護のために貼る薄い絹)と宇陀紙(本体を補強するための厚みのある和紙)を寸法に合わせてカットし、本体を裏返した上に重ね、大きさを確認します。

06

総裏打ち作業

福島絹から先に本体に貼り付けていきます。
宇陀紙同士を貼りあわせる時は、喰裂同士を重ね合わせ、つなぎ目同士が目立たないようにします。
総裏作業が終わったら、1~2週間程乾燥させます。
仮張り台からの取り外しは、晴れの日に行います。

07

軸付け作業・八双付け作業

裏摺りと両脇の始末を行い、八双と軸棒を取り付けます。

08

鐶・掛緒・巻緒付け

鐶(かん)という金具を八双に取り付け、さらに掛緒と巻緒を取り付けます。
掛軸を吊るすための平紐「掛緒(かけお)」と掛軸を巻き付けておくための平紐「巻緒(まきお)」を取り付けます。

09

完成

掛軸の完成です。
仕上がり後は4日から1週間程度掛けならしをします。

屏 風

01

蝶番の位置を決める

杉の木でできた骨組みを用意し、蝶番を付ける位置を決めます。蝶番は扇同士をつなぎ合わせるための大切な部分です。
次の工程に入る前に都度必ず合印を確認します。

02

下貼り

骨組みに下地となる紙を貼ります。
骨組みの歪みを防ぐために前面に厚みのある和紙を貼る「骨縛り」や、空気の層を作るために薄手の和紙を何層も重ねる「みの貼り」など、屏風の基礎を作り上げる工程です。

03

蝶番を付ける

屛風づくりにおいてもっとも重要と言える工程です。
屏風の特徴のひとつである「折り畳みができる」という機能を実現させているのが蝶番です。
和紙で作られた「羽根」を屛風の大きさに合わせて糊付けします。

04

本紙貼り

下貼りと蝶番を施した枠に本紙と裏紙を貼っていきます。
昔は裏紙に和紙を用いていましたが、現在では丈夫さを持たせるために布地を使うことも多くなりました。

05

縁の取付

屏風に縁を取り付けます。
寸法が合うように正確に取り付けます。

06

仕上げ・完成

オゼ(蝶番の部分)に表面の色味を合わせた裂や紙を貼ります。
作品によっては金具を取り付けるなどして屏風が出来上がります。

襖の張替え

01

引き手・襖縁の取り外し

襖を開け閉めする際に手をかける部分である引き手と、襖の周りにある縁を取り外します。
外した襖縁は埃などの掃除を行い、塗装の剝がれなどがみられる場合は補修を行います。

02

古い襖紙をはがす

現在貼られている古い襖紙を剥がします。
古い襖紙をしっかりはがすことで、新しい襖紙をきれいに貼ることができます。
時間と手間がかかりますが仕上がりを左右するため、丁寧に行います。

03

下地の確認・補修

下地の状態を確認し、状態に応じて補修を行います。
せっかく古い襖紙をきれいにはがしても、下地が傷んでいては意味がありません。
襖の骨組みとなる下地を補修することで強度が上がり、襖をより長持ちさせることができます。

04

襖紙の裁断

襖(下地)の大きさにあわせ、襖紙とうけ紙を裁断します。
うけ紙には襖紙を補強して破れにくくするという役割があります。
裁断後、襖紙の裏側にうけ紙を貼り合わせます。

05

襖紙の貼り付け

下地に襖紙を貼り付けます。
襖紙は湿気で伸びる性質があるため、雨の日や梅雨時期など、夏場に張替えを行うことが望ましいですが、乾燥した時期でも仕上がりに差が出ないよう、霧吹きなどで湿気を補いながら調整します。

06

襖縁・引き手の取付

襖紙を貼るための糊を乾燥させた後、襖縁と引き手を取り付けます。

07

完成

仕上がりの寸法に間違いはないか、キズやシワはないかなど、最終的な確認を行い、問題がなければ襖の張替えが完了します。

お気軽にお電話ください。
即対応させていただきます。

Tel.052-783-0661

[営業時間]9:00~18:00 [定休日]不定休